2018年11月20日(火曜日) @東京・青山ブルーノート東京

Candy Dulfer 来日インタビュー

~The SAX & 藤野美由紀 提携~

協力.東京ブルーノート/Sean Chigusa

●藤野美由紀よりご挨拶

こんにちは皆さん。ファンキーサックス奏者の藤野美由紀です。このたび私の著書『Candy Dulfer Master Book』がリリースから10周年を迎えました。2019年となる現在でも、長く、そして多くの方の手元にお役に立てている事に、感謝致します。

さて、The SAX93号では、わたくしによります『Candy Dulfer Live Report』と共に、バックステージでのインタビューを少しだけ掲載していただきました。

その話があまりにも素晴らしかったのですが、書ききれなかったと言うことで、こちらで思う存分掲載させて頂こうと思います♪( ´▽`)

Candyのお話って、いつも短い中にものすごく深い内容が詰め込まれているので、これはぜひ皆さんに見て貰いたいっ(><)そんな思いで書き留めました!それでは、行ってみましょう!

Candy Dulfer Master Book

発売10周年記念対談

Miyuki(以下 M)ーー

お疲れ様でした!相変わらず、凄い素敵なステージでっ(><)

Candy(以下 C)ーー

美由紀、久しぶりね!あ、貴方の事も覚えてるわよ(←編集部のスタッフにも気を配る素晴らしさ)

Mーー

この本のこと、覚えてますか?

Cーー

もちろんよ!あれからもう10年も経つの?早いわねぇ…

●この10年間の日本の音楽界、サックス界の変化は?

Mーー

この10年間毎年日本に来てくれてありがとう!感謝してます!ところで、この10年間で、日本の音楽界、サックス界が変わったなぁと思う事は何かありますか?

Cーー

日本のことは大好きよ!もう長年日本に来ているし、その度に日本にも素晴らしいサックス奏者がいることを知るわ。あなたも気付いてると思うけど、女性の奏者が本当に多くなったわよね?

Mーー

はい、特にここ5年以内に増えましたよ~

Cーー

私はもっともっと、女性の奏者が増えていったらいいなと思うの。

Mーー

えっ?もっともっとですか?

Cーー

ええ。More Girls! 毎回長いこと滞在するわけじゃないけれど、もっと沢山の奏者とお逢いしたいわ。

Mーー

沢山の奏者と会った時に、思う事を教えていただけますか?

Cーー

そうね。例えば毎回ここに(ブルーノート)に来て思う事は、「あなたの音楽を聴いて、サックスを吹いてます!」なんて言われた時には、それはいつも私にとって特別な想いでいっぱいになるの。

これからもサックスに限らず、ギター、ドラムもっともっと沢山女性の奏者が増えてくれることを望むわ。

Mーー

貴女は、今でも多くの女性に影響を与え続けてくれています。もちろんそれは、女性だけではなく、日本人だけではなく、本当に多くの人々に多大な影響を与えてくれています。その事は、誰しもが出来ることではないと思います。だから、日本に来続けてくれている事に、私たちもこの10年間ずっとずっと、貴女に感謝を続けて来ました。

●困難に負けない方法

Mーー

この10年の間、音楽活動をしていくにあたり、たくさんの困難にぶち当たりました。それは誰しもが少なくとも1回はぶち当たる壁だと思っています。その壁を乗り越える方法を、皆さんにアドバイス頂けますか?

Cーー

私とあなたは個人的にも長い付き合いだから、このことについてはあなたもよく知っていると思うけど、短期間でキャリアを築いたり成功するのは努力次第で出来るものなのよね。

Mーー

本当に早くから芽が出る若い子も沢山いますよね。素晴らしいなぁといつも思います。

Cーー

そう。だけど本当の苦労はそこからなのよ。何が1番難しいと思う?

Mーー

ん~…(><)

Cーー

まず1つは、それを長く保つと言うこと。そして2つ目は常に新しいことをするの。誰かの真似ことなんかじゃなく。

Mーー

なるほど…成功例を真似して次のステップに行く人も多いけど、でもそれは決して自分のアイディアではないですもんね。新しいアイデアを自分で考える秘訣って何でしょうか?

Cーー

そうね、それは『立ち止まってはいけない』立ち止まってしまったら、そこで次のアイデアと言うのはなくなってしまう。

Mーー

キャンディはいつも常に新しい事を提げて来日してくれている。その度に私は刺激を受けます。

Cーー

ここで立ち止まってしまったら終わってしまう。それは私もよくわかっている。だから今でも努力しているわ。

Mーー

キャンディのような人が努力していると言う事を伝えてくれると、私も含めて皆、努力することがカッコ悪い事では無く、素晴らしい事なんだなぁと気付かされます!

Cーー

いつでも新しいイベント、新しいアイデア、新しいスタイルを模索しているわ。貴女もそれは常にしていると思うの。

Mーー

はい!壁だの困難だの言ってる場合じゃないなと思いました(^_^)

Cーー

それから…だれかが過去に30曲のヒットを出したけど、現在はヒットを出すのは難しいとするでしょ?ヒットを出すのはキャリアの中でとても難しく、特別な事なのよね。あなたもいくつかあると思うけど、

Mーー

(いえ(笑) と…心の中で(笑))

Cーー

私はヒットが2つでも今もプレイすることが出来るし、やはり先ずはどうやってそのヒットを生み出していくか、自分でアイデアを考えていくしかないの。

Mーー

オリジナル曲はもちろんのこと、カバーは真似事では無く、リスペクトがある上で自身のアイデアを加えて行く。楽曲だけでなく、自身のビジネスの方法もやはりオリジナルでなければ面白くないですよね。

Cーー

とにかく!アドバイス出来る事は、止まってはいけないと言う事。皆もその方法を考えて行く事が重要だと思うでしょうし、その方法に興味があると思う。

Mーー

でも、そこを自分で考えてこそ、アーティスト!ですよね(๑>◡<๑)

ライブ終演後のお疲れのところ、たくさんお話ししてくれてありがとうございました!

今回、この本が10周年を迎えるのでその記念に表紙に私と一緒にサインを書いてもらえませんか?抽選で2名様にプレゼントしたいの。

Cーー

もちろん、いいわよ!これだってナイスアイディアね!

Mーー

はい、きっとたくさん応募してくれると思うから、あなたがこの本にサインしてくれることに、感謝します!

本当にありがとうございました💕

藤野美由紀

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